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りんごっこさんへ
こんばんは。またもや力作、大作。すさまじい画力にビックリです。
キャラクターたちの表情豊かで、心情が伝わってきますね。
富士丸が助かってよかったです。寝てる姿の絵が素晴らしい。
今後もマイペース更新を楽しみにしております。
岩健さまへ
どうもいつもお忘れなく、恐れ多くもかたじけないお言葉
をありがとうございます。機械のトラブルでご返信が遅く
なってしまい大変申し訳ありませんでした。ひょっとして
岩健さんて雄大な大自然の中でノビノビとお育ちになられ
た方なのでは?!ワンチャンがお好きですよねぇ。なんか
いつもフーちゃんのことをおっしゃられているような気が
するんですが………。罪な方だわ、いえね、周りでも富士丸
クンがウケまくってしまい、遂に殺せず汗顔の至りです。
コメント中の、彼の寝姿とは、どれを指しておられるのか
が判然としないんですが、今回のミキどんとフーちゃんの
ツーショットは、もうチュキ過ぎてたまらんワ、りんごの
美的ルーツのひとつは、実に70年代のソ連の戦争映画に
端を発するんですが、キーポイントは大自然!昔のヨーロ
ッパ映画ってぇのは森や林の描写が卓越しておりフランス
映画の「風の季節」や「さすらいの青春」だの「別れの朝
」とかデ・シーカの「悲しみの青春」や「帰らざる夜明け」
など、木々の色、吹き渡る風のささやき、きらめく波光の
美しさを刻印した作品は、実に枚挙に暇がありませんね。
美剣士とワンちゃんが木もれびに包まれる姿が、欧州映画
みたいに描けるんであれば、もそっと違うストーリーにし
ときゃよかったワイと、今頃後悔のほぞを噛む思いでゲス。
もともと、大川端だの吾妻橋だのの大捕物の話で、三回位
の短編の予定だったのが、なななんじゃこりゃぁ…… 的な
展開になってしまったのもひとえに素人の悲しさと逃げる。
とにかく清涼感満載のコメントを頂くたびに大自然の息吹
きと童心にかえったような懐かしさを覚えますよ。りんご
の中を吹き抜けていく爽やかな一陣の風でんな。岩健さん
は。ところがですね、この度、さるお方から赤面の至りの
勿体ないお言葉を頂戴しまして、それがあまりにも的確で
素晴らしいご感想なので、ご了解を得てここに転載させて
頂きたいと思います。いやもう、面目ござらぬ態なんです
けどね、りんご的には。古武道にお詳しい方で、拙作中の
「日本刀の先の「帽子」と呼ばれる所が形になっている」。
いわゆる切っ先の部分、なんか一番怖いとこですね (汗)
「鎬と呼ばれている部分もはっきり描かれている」。あの
しのぎを削る、という言葉の語源でしょうか。刀で戦う際
相手の振り下ろした刀を受け流すときにここを用いる、と
のことで、鬼気迫る攻防が繰り広げられるんでしょうねぇ。
りんご的には「鍔」に大変興味があって江戸時代ともなる
と、実際の合戦がぐっと少なくなりますから、実戦用より
武士の粋なたしなみとしての装飾が実におしゃれなんです
よね。美意識を競うアイテムといったところでしょうか。
りんご的には、槍やなぎなたが好きで、1978年の東映
映画、深作欣二監督の「柳生一族の陰謀」。歌舞伎役者の
中村米吉丈が演じた猿若雪之丞のキャラとか、さらにそれ
を上回る、真田広之氏が真っ白の死に装束で大奥の廊下を
走ってきて、腰元たちの薙刀に無言で斬り殺される、素晴
らしいパフォーマンス( もう一度観たくて、長年探しても
何という番組だったかどうしても分かりません)。白一色
振り乱す長髪、ひと言も発さず槍で戦って殺される、日本
時代劇美の極地でしたね。「手抜きのない、繊細な注意力
があり、しかも大胆。いわゆるエロ漫画とは一線を画する
上品な色気、文字の手書きの柔らかさがよくて、とにかく
綺麗」と、誰の作品のことをおっしゃってるのかな?!と
思わず首をかしげるようなお言葉を頂きまして世の中には
優しい方がいらっしゃるもんだなぁ、と感じ入り、機械が
苦手ということなので、つい代筆させて頂きました。ブタ
もおだてりゃ木にのぼる、といいますからね。お二人とも
ド素人への哀れみといたわりをどうもありがとうございま
した。今後の発奮でご厚情へのご返礼とさせて頂きます。
コメント本当にありがとうございました。時節柄くれぐれ
もご自愛なさって下さいますよう。おやすみなさい。